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PARCO出版

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大人のおしゃれはこなれがすべて 〜40歳からのFashion&Beauty Method〜 Part2

大人のおしゃれはこなれがすべて 〜40歳からのFashion&Beauty Method〜 Part2

先週に引き続き、書籍「大人のおしゃれはこなれがすべて 〜40歳からのFashion&Beauty Method〜」からファッションのメソッドを1つご紹介します。


こちらの書籍は、ファッションエディター坪田あさみさんがアラフォー世代に向けて肩肘張らずに一生使えるメソッドとして “こなれ”をキーワードに普段から実践しているスタイリングのコツと美容法を1冊にまとめまたものです。

 


Introduction
私を観察し、変わり続ける


大人はおしゃれが難しくなる年齢です。この本でいう“大人”とは40歳以上の女性のこと。
着こなしがカジュアルなだけだと“ご近所感”や“普段着感”が出てしまうし、コンサバでラグジュアリーさを追求すると“昭和”で“おばさま風”に見えてしまう。いずれにせよ“中途半端でパッとしない”というジレンマを抱きがち。
一方で疲れる服はもう着たくないし、いかにも“おしゃれしてます”的な流行を追いかけるのも違う。でもいくつになっても“素敵でいたい!という思いは、多くの女性の共通の願いなはず。

本来おしゃれ経験値が高く、ワードローブにも上質な服が充実してくるはずの大人世代ですが、なぜか“おしゃれ迷子”に陥る人が多いのが現実です。それは若い頃の意識のままファッションや美容のとらえ方が止まっている人が多いからではないでしょうか。

現実の自分を冷静に分析せず、若い頃に通ったセレクトショップで服を探したり、自分はMサイズだと頑なに信じてきちんと試着せず服を買ったり、逆に若者向けのトレンドに手を出したり。大切なのは過去に得た情報や知識、成功体験を引きずるのではなく、40歳以降である「今」へ適切にアップデートすることなのです。
坪田あさみ

大人のおしゃれはこなれがすべて 〜40歳からのFashion&Beauty Method〜 Part2

Fashion Method:トレンドはデザインよりもシルエット


大人世代になると若い頃のようにトレンドに飛びつくことが少なくなります。私はトレンドがきちんと定着していくかどうかを見極めるため、雑誌などで取り上げられても、買うかどうかは時間を置くようにしています。一方ですぐに乗っかるトレンドもあります。それは「シルエット」に関するもの。特にベーシックなアイテムなのにシルエットが新しいものは、とてもこなれて見えるので積極的に取り入れるようにしています。


アイテムはベーシック、シルエットは最旬のバランス


例えば、写真(上)のトレンチコートですが、随分とビッグシルエットになっています。トレンチといえば、本来は肩がセットインになっていて、トラッドをベースにした「きちんと感」があるものですが、それを大胆に崩しているので新鮮です。とはいえ色やデザインは、定番を引き継いでいるので安心感があります。大胆なフォルムにすることで、女性が着ると体が泳ぐ印象があるため、トレンチのミリタリー感とは違った女性らしさが漂うことになります。つまり「ベーシックなアイテム+旬なシルエット」という組み合わせは、デザインや色などによるわかりやすい流行とは違い、一見した時に見慣れないアイテムではないにもかかわらず、新鮮に感じさせる効果があります。それが流行とほどよい距離でいたいと思っている大人世代にちょうどいいのです。


続きはこちらから▶https://journal.parco.jp/news/?id=1050

大人のおしゃれはこなれがすべて 〜40歳からのFashion&Beauty Method〜 Part2

書籍は全国の書店・ネット書店にて好評発売中です。
『大人のおしゃれはこなれがすべて
〜40歳からのFashion&Beauty Method〜』著 坪田あさみ
書籍情報はこちら▼https://publishing.parco.jp/books/detail/?id=426

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