長嶋りかこ
未来に繋いでいきたい「今の1ページ」
2025/08/05
あなたにとっての「今の1ページ」と題して、未来に繋いでいきたい、大切にしたいもの・こと はなんですか?

その1ページがあったから次の2ページ目があること。最後のページまでその連続であること。だから今の1ページは必ず活きるということ。というか、活きるための2ページ目を作るということ。
(PARCO出版50周年イベント「One Page BOOKSTORE -1ページの本屋- 」に寄せて)
長嶋りかこ|Rikako Nagashima
グラフィックデザイナー。
2003年武蔵野美術大学卒、2014年village®設立。
ビジュアルアイデンティティデザイン、サイン計画、ブックデザインなど視覚言語を基軸としながら、芸術や文化的活動・環境活動等の領域において、対象のコンセプトや思想の仲介となり、色と形に翻訳する。これまでの主な仕事に「札幌国際芸術祭“都市と自然〟」 (2014)、「 東北ユースオーケストラ」(2016-)、「アニッシュカプーアの崩壊概論」(2017)、ポーラ美術館の新VI計画 (2020)、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館「エレメントの軌跡」(2021)、武蔵野美術大学16号館サイン計画(2021)、ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ「したたかにたゆたう」(2024)など。
育児とデザインの仕事の両立の困難さから見えてくる社会への眼差しを綴った初の著書『色と形のずっと手前で』(2024)を村畑出版より出版。