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渋谷の秘密

12の視点で読み解く

渋谷は永久に不滅です!
歴史と地形、消費と文化、二度のオリンピック……
渋谷の魔力を、12の角度で徹底分析!

巨大再開発が街のあちこちで続く渋谷。
1964年の東京オリンピックで現在の街の基本形ができ、
2020年の東京オリンピックを前に、また大きく変わろうとしています。
「失敗して取り繕う街並み」こそが愛しいと語る
隈研吾・馬場正尊の対談を皮切りに、
歴史と地形を軸に、花街、ワシントンハイツ、食、ファッション、
ライブハウス、のんべい横丁に広告、映画館など、
12の切り口から、渋谷の底知れない魔力を解きあかす一冊。
明治から現代へ、街の変貌と地形の凸凹ぶりがわかる
地形段彩図をはじめ資料多数。写真も満載!

目次
1章都市と建築失敗して取り繕う街並み(対談隈研吾×馬場正尊)
2章花街渋谷・円山町の襞を歩く(松田法子)
3章のんべい横丁渋谷のゼロ座標(写真大森克己)
4章ワシントンハイツGHQ居住エリアから流れたアメリカの匂い(秋尾沙戸子)
5章住宅地渋谷はどうして「住みたい街」になったのか<? br> 6章食渋谷ファッションフードの100年(畑中三応子)
7章盛り場再録「わが青春の『盛り場』物語」(福富太郎)
8章未来クリエイティブコモンズとしての渋谷(対談林千晶×長谷部健)
9章ファッション東京ファッションが生まれた街(成実弘至)
10章広告「女の子たち」とストリートキャンペーン(草刈洋)
11章音楽シブヤ・アフター・ダークライブハウスと渋谷系(柿原晋)
12章映画館失われた空間を求めて(田中雅之)
写真大森克己

 

 

  • 版 型:
    A5判・並製
  • ページ:
    288頁
  • 本 体:
    3,500円+税
  • 発 行:
    2019/11/22
  • ISBN:
    978-4-86506-309-7