文芸
ウチの師匠がつまらない
著 錦笑亭満堂
バラエティ番組「笑点」のピンクの着物でおなじみの三遊亭好楽。落語界で“この人の悪口を言う人は一人も居ない”というほどの好人物。気がつけば”面白くないところが面白い”という落語界初のユニークなキャッチフレーズを手に我が道を行く77歳。本書は、そんな“師匠”を通して笑いの奥深さを知った著者が、笑いと人情溢れる日々を綴ったショートエッセイ集。師匠と弟子の関係を紡いだ成長物語でもある。
――三遊亭好楽はつまらない演者だと思っていた。そんな師匠にわけあって弟子入りをしたのが2011年のこと。そこから長い修行が始まったが、師匠は底抜けにいい人で、気がつけばその人柄に魅了されていた。師匠は面白エピソードの宝庫だった。
◾️錦笑亭満堂(きんしょうていまんどう)プロフィール
1983年生まれ。三遊亭好楽一門の落語家。1999年に本名「末高斗夢(すえたかとむ)」の名でお笑い芸人としてデビュー。2011年に落語への可能性を見いだし、三遊亭好楽の元に弟子入り。同時にお笑いでも2013年「R-1ぐらんぷり」決勝進出。三遊亭こうもり、三遊亭とむを経て、2023年7月1日に真打昇進し「錦笑亭満堂」となる。2024年1月21日に真打昇進披露興行「満堂フェスin日本武道館」を開催予定など、注目を集めている落語界期待の新星。
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判型四六判
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ISBN978-4-86506-443-8
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発行2024年2月2日
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予価1,700円(税別)
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ページ200ページ