文芸
おあげさん
著 平松洋子
「揚げ文学」ここに誕生。
油揚げのことばっかりを書いた29編。
豆腐を薄く切って油で揚げた「油揚げ」。
煮てよし、焼いてよし、そのうえ安い!と、言うことなし。ごはんのおかずやつまみにもなる万能ぶり。
日本独特のこの健康食に異常な愛を見せる平松洋子がおくる、史上初の油揚げ本。家族との思い出話、友人の打ち明け話、内田百閒の油揚げ、松山あげ、伊東のお稲荷さん、江戸時代の油揚げ、ミナミのきざみうどん、ショーケンから織田作之助まで。あふれる「揚げ愛」と食欲に満ちた偏愛本の極致、ここに。
油揚げにまつわるエッセイ、旅する油揚げエッセイ、油揚げ対談、日々の料理(お手軽レシピ)など29編(うち26編は書き下ろし)。
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本書の初刷につきまして、以下の誤りがありました。
訂正の上、読者および関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
■P57 7行目
誤:大広間広報
正:大広間後方
■P94 11行目
誤:「傷らけの天使」
正:「傷だらけの天使」
■P92 7、10行目 P93 3行目
誤:トオル
正:アキラ
■P111 3行目
誤:令和二(二〇一〇)
正:令和二(二〇二〇)
■P215〜216「おいなりさん」のレシピ内容
誤:③砂糖大さじ1、酒大さじ1/2を加えて煮る。
正:③砂糖大さじ2を入れて6~7分煮てから、醤油大さじ1、酒大さじ1/2を加えて煮る
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版 型:四六判変型
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ページ:240頁
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本 体:1,800円+税
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発 行:2022/6/10
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ISBN:978-4-86506-391-2